前に仕事がおもしろくなくて、人生がおもしろくなくて、悩んだことがあります。それはそれは、さびしい気持ちでした。長く暗いトンネルから抜け出すために、自己分析をしてみることにしました。
まずは、そもそもなぜ悩んでいるのかを分析してみました。「やりたい仕事ができていない?」というテーマをスタートにして、思い当たることをどんどん紙に書き出し、線でつないでいきました。
そうして見えてきたのが、「自分の力が発揮できない」、「その分野を極めたいと思わない」、「かっこよくない」、というような思いでした。
次に好きなものについても同じように分析してみました。そうして見えてきたのが、好きなものは、大体共通して「かっこいいから好き」ということがわかりました。
この自己分析のおかげで、自分の生き方、考え方の中心には、「かっこいいか、かっこよくないか」ということが、基準になっていることに気がつくことができました。
意外とめずらしい生き方、考え方かもしれません。人によっては、誰かのためになるように生きる、1番になるように生きる、お金持ちになるように生きる、楽をして生きる、など、いろんな生き方があると思います。
自己分析をしてみることによって、自分の根っこにある、生き方、考え方の軸が、見つかるかもしれません。
この軸がブレなければ、人は幸せに生きていくことができると思います。