近年、フリーランスが増えているという話を、よく耳にしたことはありませんか?
会社に属さないフリーランスという働き方って、やはり気になりますよね。
仮にフリーランス人口が増えているのであれば、それが当たり前の働き方になって、フリーランスという働き方が、ますます働きやすくなっていくことも考えられますからね。
そこで、事実としてフリーランス人口がどうなっているのかを調査しました。
フリーランスという働き方が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
日本のフリーランス人口と経済規模の推移
ランサーズが発表しました「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、2021年のフリーランス人口は前年よりも約500万人増加し、1,577万人になりました。
副業元年である2018年から2020年まではほぼ横ばいでしたが、コロナの影響もあって、2021年は大きく増加する結果となりました。
また、フリーランス人口の増加に伴い、当然のように経済規模も拡大しています。
2021年には、経済規模が23.8兆円と過去最大を記録しています。
こちらも2018年と比較すると約3.1兆円の増加です。
ちなみに、労働人口におけるフリーランスの割合ですが、副業も含んだ広義のフリーランスですと、労働人口の22.8%にもなるそうです。
約5人に1人がフリーランスですから、増えているというのは本当のようですね。
フリーランスが増えている要因
いくつか要因が考えられると思います。
例えば、コロナによる労働環境の変化、副業を推奨する企業の増加、クラウドソーシングやフリーランス向けの転職エージェントの普及などが挙げられます。
これらの複数の要因が重なったことが、フリーランス人口が大きく増加した要因だと考えますね。
参考)アメリカのフリーランス人口の推移
参考情報として、アメリカのフリーランス人口もご紹介します。
2021年のアメリカのフリーランス人口は5,900万人で労働人口の36%を占めるそうです(アメリカのクラウドソーシングプラットフォームUpwork調べ)。
2019年でも35%と昔から日本よりも高い推移を示しています。
ただし、アメリカには終身雇用制度が無い等、日本とは事情が違いますので、単純な比較は難しいと思います。
まとめ
引き続きコロナの影響は大きいので、働き方を見つめ直すことも良いかもしれません。
今後、どのような状況になっても生き残れるように選択肢は増やしていくのが良いと思います。
フリーランスが気になる方は、フリーランス専門の求人サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。